ミステリヤ・ニッキNo.2(ほった)

 

2018年も大寒。
1年で最も寒い時季になりました。
外に出て鼻から息を吸った時のツーンとくるこの感じ、寒いんですが結構好きです。

 

 

演劇工場の稽古はまつもと市民芸術館で行われているのですが、僕は原動機付自転車で通っています。
そう言えば工場長で演出家の加藤直さんが、原付を見て
「バタバタ」と言っていた。
へんてこな呼び名。
どうやら昔の原付にはバタバタと言われるモノがあったようだ。

 

 

そんな訳で、松本の寒さは身に凍みるのでありまして、
服を何着も何着も着て履いて、シャカシャカの外套を纏って原付に跨がっているので、この時季は特にずんぐりむっくりな体型をしております。

 

 

そんな僕は堀田と言います。
1期生から参加しているので今期で6年目。時折、演劇にこんなに関わっている自分に驚きます。
さて今期、風の劇場と伴に松本市内をあっちこっち巡って公演をしました。

 

 

お寺やトイレの前やら色んな場所で。
子供や大人、大人の大人の前で。
そこで、お客さんの存在の大きさをより感じました。
すぐそこに居て、息づかいが聴こえてきそう。
笑っていたり、時には居眠りしてたり。。
まさに
ライブっちゅうもんだ
今、此処っちゅうもんだ
と、気持ちが揺さぶられ
とてもシゲキ的でした!

 

 

そんな風の劇場を飛び出して、今は3月の劇場に向けて台本を読んでいます。
僕は知らない言葉や文字に引っ掛かっては止まるので、物凄く時間がかかります。
時折辞書を調べるふりしてぼーっとしつつ、
眠っている想像力を起こしながら、台本と付き合っている今日この頃。

あと2カ月後に迎え入れる劇場が、
来てくれる方々もシゲキ的!
だと感じるそんな公演になるよう、ドタバタと足音立てて走って参ります!
どうぞ、聖なるドタバタを一緒になって踏み鳴らしに入らして下さい。

 

 

さて、ワクワクもドキドキも、バタバタに乗っけて稽古に行ってきます。

(ほった)



まつもと演劇工場メンバーによる「ミステリヤ・ニッキ」です。
ミステリヤ・ブッフについての詳細は「公演情報」ページをご参照ください。

まつもと演劇工場6期生・作品『ミステリヤ・ブッフ』

2018年1月19日