まつもと演劇工場

ケンジ制作記【まちなか演劇工場】おんせんブックスさんに行ってきました!

こんにちは。広報制作班のナスカです。

いよいよ、「ケンジ旅行記-道々の劇場-」も今週末となりました。

そこで今回、まちなか演劇工場にご協力くださいました、おんせんブックスさんにお邪魔してきました。

 

 

おんせんブックスさんは松本駅からバスで20分ほどのバス停「浅間温泉」を下車して徒歩で10分ほどの浅間温泉でも奥の方に下宿「篶竹荘」の一室にあります。

 

 

玄関にかわいい看板が立て掛けてあり、入りますと、右側が古本屋さんになっています。

店内はこぢんまりとしつつも畳や座布団、ちゃぶ台なども揃っていて、ちょうど陽のあたりが良く、くつろげるようになっていました。

 

 

そして、隙間にこちらのおんせんブックス番頭、越智さんが収まっています。

ここには越智さんが選んだ本たちがひそひそ話をしているかのように、いろんな顔をして並んでおりました。

 

 

窓際に、越智さんが集めてくれた宮沢賢治の関連本をまとめてくださってあり、

 

 

中にはケンジが書いた作品以外のものあります。

 

 

よく見ると、フセンがしてあったりして、

なんだろうかと、開いてみると、、、

 

 

ケンジの所をピックアップしてくださっていて、様々な作品の中のケンジを見つけることができました。

ありがとうございます…涙。。。

 

(ちょっとずつそこにある小物がひとつひとつ味がある…)

お店の本たちは、越智さんご自身の本だったり、どなたかが持ってきてくれたものだったり…で、表に出ている3倍くらいの在庫が別室に控えているのだとか。

 

 

こちらの本棚は越智さんの持ち物の本たちの棚。

私が「自分の本が旅に出ちゃうのはさみしくないですか?」と訊いたところ、

越智さんは「自分が好きな本だから誰かのところに行くのは嬉しい。旅立っても、また手に入れる」と言っていたのが印象的でした。

実はケンジの本以外にもいろんなところにフセンがあって、越智さんの本とか、読んで「ここだ」というところにフセンがついていたり…

 

(ここのシーンがいいとフセンがあったページ。ちょうど私もこの本のここの所、好きだったから嬉しい。)

古本ならではの、本の辿ってきた道々も感じられるように、その本の前の持ち主の書き込みや、雑誌の切り抜きやメモをそのままにしてあったりすることで、膨らむ想像力も提供してくれて、

時に、越智さんと、本について話す時間は静かな贅沢な時間なように感じました。

 

(おんせんブックスマスコットのオチドリの進化のオブジェ)

ケンジの関連本のまとめたコーナーは、公演が終わったあとでも、3月いっぱい設けてくれることになりました。

今回、演劇で宮沢賢治を触れたあと、浅間温泉で温まった帰りになどに、訪れてみてはいかがでしょうか。

気になる一冊を探してみたり、出会ったり、体も心もぽかぽかと日常とはちょっと違った時間の流れを感じてみてください。

 

 

さあ、こちらの「ケンジ旅行記-道々の劇場-」どんなものにそれぞれが出会えるのか、追い込みです。

 

 

おんせんブックス

住所 松本市浅間温泉3-30-13(篶竹荘)

営業 不定期(facebookをご覧下さい)

お問い合わせ080-3168-3666
Webhttps://www.facebook.com/onsenbooks/

おんせんブックスTwitter↓↓

 

おんせんブックスさんは
2017年4月29日(土)~5月7日(日)に開催される
岡谷まち歩き古本市内、
4月30日(日)のおどるでいらくん市にも出店予定。

https://www.facebook.com/odorudeirakun/
https://www.instagram.com/odorudeirakun/

ぜひおでかけしてみてください。

(ナスカ)


まつもと演劇工場メンバーによる「ケンジ制作記」です。
ケンジ旅行記についての詳細は「公演情報」ページをご参照ください。

まつもと演劇工場5期生・作品『ケンジ旅行記ー道々の劇場ー』

2017年1月23日
まちなか演劇工場については以下をご参照ください

まちなか演劇工場 ケンジと歩く松本

2017年3月8日
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